わたしは50代になるまで、
貯金がほぼゼロだった。

 

貯金していないというより、
会社の手取りが少なく、
貯金をする余裕がなかった。

 

当時のわたしの頭の中の考えは、
将来を考えるとお金が必要だ。
でも、考えても答えが出ないし、
良い方法も思いつかない。

 

だから結局のところ、
考えることを避けていた。

 

考えることを避けていたから、
老後に対しての漠然とした不安に
いつも付きまとわれていた。

 

今は会社で働けているけれど、
自分は健康でいつまで働けるのだろうか。

 

親に何かあったら、自分の生活は、
いつも簡単に崩壊してしまう。

 

結婚していれば状況は変わるだろう。
自分が働けないときは、その時だけ
旦那様に頼ることができる。
つまり保険があるのだ。

 

でも独身だとそうはいかない。
自分が働けなくなったら、
自分の貯金に頼るしかない。

 

貯金をしていなかったら、
生活ができなくなってしまう。
そこで人生が詰んでしまう。

 

そんな話をまわりにすると、
生活保護っていう制度があって、
日本で食べていけなくなるというのは
なかなか難しいんだよと教えてくれる人もいた。

 

そんな話を聞いても、
結局それは一時しのぎであって、
崖っぷちの生活になることには
変わりないと思っていた。

 

結局のところ、自分でどうにかするしか
方法はないと思った。

 

そんなとき、いつも私の頭を
よぎっていた恐れがある。

 

このまま先が見えない不安に、
いつか押しつぶされてしまうかもしれない。
そんな恐怖が頭をよぎっていた。

 

貯金ゼロ、キャッシングの悪循環

当時のわたしは貯金がなかった。
なんなら毎月カードでキャッシングし、
お給料日にお給料で一旦返済し、
また、キャッシングするという
悪循環にはまっていたのだ。

 

そんな状況だと、
やりたいことは制限されるし、
行きたいところにも自由にいけず、
息が詰まりそうだった。

 

あるとき友人との沖縄旅行に
どうしても行きたくて、
すべてキャッシングしたお金で
遊びに行ったこともあった。

 

30・40代のはずが、現実はほど遠かった

10代や20代のときの、
30代・40代の働く女性のイメージは、
お金に余裕が出てきて、
身につけるものも良質なものを身につけ、
食べるものも有機野菜や無農薬など、
良いものを食べているイメージだった。

 

でも私の30・40代は、
まったくかけ離れた現実だった。

 

交通費を浮かせるために、
2駅くらいなら歩くとか、

 

スーパーではおつとめ品や
セールを狙って買う。

 

そんな自由でない生き方が、
どうにもこうにもイヤだった。

 

友人の一言「NISAで6000円増えた」

そんなとき、
久しぶりにあった友人から、
こんな話を聞いたのだ。

 

新NISAを楽天証券で始めたら、
3ヶ月で6000円増えたという。

 

わたしは「なんだNISAか」と
正直ガッカリしたことを覚えている。

 

なぜなら、株や投資は、
初心者がやったところで、
損をするものだと思っていたからだ。

 

ただ、その友人も初めは私と同じように
思っていたらしいが、実際やってみたら
本当に6000円プラスになったという。

 

友人はたしか毎月3万だったが、
口座に入れる金額は何千円でもいいとのことだった。

 

それなら月1万で、その新NISAとやらを
やってみることにした。

 

もしそれがプラスになればラッキーだし、
ダメならまあ諦められる金額だった。

 

右も左も分からないまま始めた

新NISAってなに?という状態だったし、
証券口座も持っていないし、
なにをすればいいか右も左も
まったく分からない状況だったので、
友人の有料サービスを受けることにした。

 

・どこで証券口座を開けばいいのか
・どうやって証券口座を開くのか
・なにに投資をすればいいのか

 

お金に関係するところなので、
有料サービスでもいいから、
間違えのないようしっかりやりたかった。

 

「これに投資したらいいですよ」
「これを買うといいですよ」
具体的な銘柄を他人に勧めることは、
資格を持った人でないとしてはいけないと
そこで初めて知った。

 

友人はその資格を持っていなかったので、
資格のある人が「これがいい」と
言っている動画を教えてもらい、
あるインデックス銘柄を買うことに決めた。

 

証券口座の開設も初めてだった。
野村證券が有名なところだが、
手数料が安いところがいいと教えてもらい、
楽天証券で口座開設することに決めた。

 

1ヶ月目、1万円を積み立てた。
当時この1万も捻出するのがきつかったのを覚えている。

 

1ヶ月目:1万積み立て
2ヶ月目:2万積み立て
3ヶ月目:3万積み立て

 

当時のメモを見返すとこうなっていた。
2ヶ月目で+1,237円、3ヶ月目で+2,614円、
4ヶ月目で+3,016円。

 

毎月積み立てているから、
積み立ての総額も増えていく。
だからプラスの利益も増える。

 

利息の雪だるまを、利益の雪だるまに変える

株の知識がゼロだったわたしが、
衝撃を覚えた事実がある。

 

カード払いは基本的に利息はつかないが、
キャッシングは利息がつく。

 

返済までの期間が長ければ長いほど、
利息は雪だるま式に加速度的に膨らむ。

 

だから利息というのは、
借りる側からすると怖いものだ。

 

いっぽうインデックス投資は、
運用で得た利益(1,237円とか2,614円)も
積み立てた金額にプラスされるので、
積み立て総額(元本)が増額する。

 

積み立て総額(元本)が増えれば、
その分利益も増える。
さらに運用期間が長くなればなるほど、
資産が雪だるま式に加速度的に増えるのだ。

 

キャッシングの利息の雪だるま式は怖いが、
インデックス投資での利益の雪だるま式は大歓迎だ。

 

今まで苦しめられていた利息の雪だるまを、
立場を変えることで利益の雪だるまに変えられる。
それが私には衝撃的な事実だった。

 

2年後の変化

この投資を始め、もう少しで2年が経つ。
積み立てた金額(元本)から、
プラス30万ほどとなっている。

 

最近の株価や為替が好況なこと、
途中で積み立てを増額していることもあり、
あくまで変動的ではあるが確実に増えている。

 

老後の蓄えにはまだまだだし、
生活がめちゃくちゃ楽になった感は正直まだない。

 

でも2年前、何かあったら生きていけないかもしれない、
自分で最悪な選択をしなければいけないかもしれない、
そうした不安に押しつぶされることはなくなった。

 

それだけでも私にとっては大きい変化だ。
朝起きた時に「さぁ今日もがんばろう」って思える。

 

そんな心の安定が得られたことが、
私の人生にとって何よりも大きかった。

 

たまたま教えてくれた友人にも感謝だ。

 

わたしのこうした体験談が、以前のわたしのように、
不安に押しつぶされそうになっている人がいたら、
1人でもその人の心に届いたら嬉しいです。

 

今日お伝えしたことが、
あなたの人生のヒントになれたら嬉しいです♪